「ロバート・デ・ニーロが凄すぎなんですが・・・」アナライズ・ミー よしさんの映画レビュー(感想・評価)
ロバート・デ・ニーロが凄すぎなんですが・・・
トラウマに悩むマフィアと、その主治医となった精神科医のドタバタを描く物語。
ロバート・デ・ニーロが主演するコメディ映画です。
マフィアのドンがハマり役のデ・ニーロが、コメディにチャレンジする・・・それがこの映画のウリなんでしょうね。
かなり古い話で恐縮ですが、田村正和が主演したTVドラマ「パパはニュースキャスター」のようなミスマッチの面白みを描きたかったのでしょう。
ただ、この点では失敗だったように感じます。
デ・ニーロの迫力が全てに勝り、コメディ要素を全て打ち消します。
このような作品を作るのであれば、デ・ニーロはもっと弱く設定した方が良いように思います。そして、破天荒な精神科医に振り回される・・・みたいな。
上述の「パパはニュースキャスター」は、田村正和の魅力も魅せながら、それを上回るパワーを持った恵たちに振り回されるのが面白みでした。
この作品でも、精神科医の子供をもっと幼くして、話のけん引役にしても良かったかもしれません。
それでも、主役二人の掛け合いは面白く、デ・ニーロの魅力もしっかり。
私的評価は普通にしました。
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