アナザー・デイ・イン・パラダイス

劇場公開日:

解説

ストリートに生きる少年が犯罪を重ねながらの旅を通して成長する姿を描くロード・ムーヴィー。監督は写真集『タルサ』(71)『ティーンエイジ・ラスト』(83)で有名な写真家ラリー・クラークで、「KIDS」(95)に続く監督第2作。脚本はエディ・リトルの同名作を元にクリストファー・ランドン、スティーヴン・チンが担当。製作はチン、クラーク、そして本作の準主演もつとめた俳優ジェームズ・ウッズ(「ヴァンパイア最期の聖戦」)。撮影は「KIDS」のエリック・エドワーズ。、音楽監修はハワード・パール、ロビン・アーダングで、オーティス・レディング、サム・ムーア、またサザン・ソウルの名曲などが流れる。美術はアーロン・オズボーン。編集はルイス・コリーナ。衣裳はキャサリン・モリソン。出演は「リトル・ビッグ・フィールド」のヴィンセント・カシーザー、「ロスト・ハイウェイ」のナターシャ・グレッグソン・ワグナー、「疑惑の幻影」のメラニー・グリフィスほか。

1998年製作/106分/アメリカ
原題または英題:Another Day in Paradise
配給:松竹富士
劇場公開日:1999年7月31日

ストーリー

16歳のボビー(ヴィンセント・カーシーザー)はドラッグ中毒でコソ泥。最低の日々ではあるが、ロージー(ナターシャ・グレッグソン・ワグナー)という恋人がいる。そんなある時、大学の警備員にやられたケガの治療をしてくれた友人の叔父メル(ジェームズ・ウッズ)からもうけ話に誘われ、ボビーはそれにのって、共に旅に出る。同行するのはメルの情婦シド(メラニー・グリフィス)と、ロージーだった。四人は閉まっている病院を襲い、ドラッグと金を手に入れる。そしてガン・ディーラーの牧師(ジェームズ・オティス)から拳銃を買い、ドラッグの売り渡しを始めた。だがやっかいな客との間にトラブルが発生し、銃撃戦に。ボビーはそこで、初めての殺人を経験した。妊娠していたロージーは流産し、頻繁にドラッグに手を出すようになる。やがてロージーはオーバードゥーズで死亡。宝石店を襲う計画もうまく行かず、メルはボビーを殺すと決める。それを知ったシドは、密かにボビーを逃がしてやった。一人になってしまったボビーは、ひたすらどこか違う場所に向かって走っていくのだった。

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映画レビュー

5.0アナザー・デイ・イン・パラダイス

2018年9月21日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

私は非常に強い感情で返されました。多分ラリークラークの世界がスクリーン上で昇華するための枠組みを提供するジャンル(スリラー映画のロードムービー)。いずれにせよ、それは私のための彼の最高の映画です。ジェームズ・ウッズには特に言及しています。彼の柔らかい、ハードでクレイジーな側面は決してうまく強調されていません。

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Fayçal

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