アタック・オブ・ザ・キラートマトのレビュー・感想・評価
全7件を表示
なんとも憎めない
余りにも有名なホラーコメディ作品、超カルト映画ですね。
Z級映画という言葉はここから始まった気がします。
不条理で品が無くひどく稚拙、だけど魅力に溢れておりマルチメディア展開もしていますね。すごい愛されているのがわかります。
冒頭でヒッチコック「鳥」を引き合いに出すのがもう大胆不敵。
あとopの歌が格好良くって、且つ歌詞を読むと作品を観なくても内容が全て分かってしまうのがすごい。
そして突如始まるミュージカル。しかもOP同様歌が上手いんですよね。
随所に乾いたギャグも挟んでおり、またそれが全部寒い。
終わってみると、一体おれは何を観ていたんだろう?って気持ちになりますよ。
でもなんとも憎めない、愛らしい作品なんです。
愛すべきB級ホラーコメディ
皆さん低評価が多いですが、思ってたより、コメディ要素、馬鹿っぽさ、が強くて(笑)
低評価を付けるのは、うなずけます。
一方、ティム・バートンなど、高評価を付ける気持ちも、うなずけます。
僕は、クスっと笑いながら、B級感を楽しめました♪
一週まわって面白かった♪
深夜放送枠(笑)
場末の小劇場枠(笑)
個人的に、
『死霊の盆踊り』より上↑
『プラン9・フロム・アウタースペース』より下↓
です(笑)
Tシャツほしい♪
もっと徹底的にやれよ!
クソ映画にも流儀というものがある。クソであることに自覚がないまま徹底的に本気でやるか、確かな自覚を持ったうえで徹底的にバカをやるか。前者はやろうと思ってもできるものではなく、それこそエド・ウッドのようなごく一部の天才クソ映画監督のみが成しうる所業だ。
一方で後者もまた至難の業。クソ映画を作ろうと意気込んだところで、途中で怖気付いて少しでもブレーキを踏んでしまうと途端にただの駄作へと落ちぶれてしまう。S・キングの『地獄のデビル・トラック』や石井輝男の『恐怖奇形人間』なんかは最初から最後まで少したりとも速度を緩めなかったがゆえにクソ映画として大勝利を収めていたように思う。
で、本作だが、クソ映画としてはすこぶる出来が悪い部類に入ると思う。自身がクソであることに強く自覚があるくせに、そこに徹底性が込められていない。クソ映画を貫徹することに対して中途半端に恥じらいがあるのか、言い訳がましい冷笑が作品のほとんど全体を覆い尽くしている。みなさんこれはクソですよ〜真に受けないでくださいね〜とでも言わんばかりの生温い目配せシーンが延々と続く。
これは他の立派なクソ映画に対して失礼きわまりない。クソ映画など小手先の技巧だけでじゅうぶん再現可能だろうという監督の傲慢さと浅薄さが滲み出ている。そんな熱量も勢いも欠いたおためごかしの擬似クソ映画に愛すべき点など一つもない。
本当にクソ映画がやりたいのならくだらない自尊心は捨ててひたすらクソ映画作りだけに集中してほしい。そういう徹底性があってこそ歴史に名を残す偉大なクソ映画が生まれる。
トマトを動かす気がない
うごうごと動くトマト、あばあがあがと呻くトマト。
途中から大きくなってくると動かすことすら放棄してる。そんなトマト達に、襲われる人々達。
B級を超えたZ級映画を観るぞーってゆう気持ちで観るととても楽しい。観かったけど、なかなか観れる機会がなかったので観てて嬉しいかった。
映像や絵作りが可愛い。特に観る意味はないけど、こうゆう映画もある世界って素敵じゃないか…。
全7件を表示