悪魔の毒々サーファー

劇場公開日:

解説

無法者のサーファーたちに息子を殺された母親の復讐を描く。製作はロバート・ティネル、監督は本作品がデビューとなるピーター・ジョージ、脚本はジョー・アイル、撮影はロルフ・ケスターマン、音楽はジョン・マッカラムが担当。出演はゲイル・ニーリー、バリー・ブレナーほか。

1987年製作/アメリカ
原題:Surf Nazis Must Die
配給:松竹富士
劇場公開日:1988年7月2日

ストーリー

大地震がカリフォルニアを直撃し、西海岸は無法地帯となった。警察が力を失い、ネオ・ナチ軍団“サーフ・ナチス”がカリフォルニア沿岸を支配するようになる。アドルフ(バリー・ブレナー)をリーダーに、妖艶なエヴァ(ドーン・ワイルドスミス)やメンゲル(マイケル・ソニー)、スメッグ(トム・シェル)という連中が集まっていたが、ある日彼らはリロイという黒人を殺してしまう。彼が襲われている老女を助け、<サーフ・ナチス>の邪魔をしたからであるが、それを知って嘆き悲しむリロイの母ママ・ワシントン(ゲイル・ニーリー)は、<サーフ・ナチス>への復讐を誓う。そして敵のアジトに手榴弾を投げ込み、やがて生き残ったアドルフとエヴァをも追いつめたママ・ワシントンは、チェンソーで彼女の首をはね、アドルフの口に銃をねじ込み、撃ち殺すことによって復讐を果たすのだった。

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映画レビュー

3.0B級!サーファー映画?

2020年10月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

単純

興奮

六〇年代も後半から七〇年代初期頃にあった、物語は陳腐でありながら、リアルな当時のB級バイカー映画の波乗り版?的な雰囲気。

トロマだし邦題に"毒々"を付けたりポスターのヴィジュアルの雰囲気も含め、おフザけ感がタップリの話かと思えば中身は至ってマジメ。

地震が起きてからの無政府状態を牛耳る"サーフ・ナチス"って波乗りギャング集団と、それ以外の波乗り集団とのビーチ縄張り争い、思っていたより波に乗るシーンも多めで、飽きずに楽しめる内容ではある。

これでチョッパー集団やスケートボードも前面に、ハードコア・パンクが流れていたら最高なカルト映画の位置付けにもなれたのでワ?

手榴弾と銃には勝てない、見せ場を最後に全部持って行っちゃう太っちょ母さんにブラックスプロイテーション的ジャンルも垣間見れる爽快感。

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万年 東一