「壮絶なロケだ‥が」アギーレ 神の怒り H&Hさんの映画レビュー(感想・評価)
壮絶なロケだ‥が
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「エルドラド」があるという噂を頼りに、アマゾンの奥深くに分け入っていくスペイン人たち。本隊はとどまり、先遣隊を出す。今にもこわれそうなイカダ2艘で川を下る。ここのシーンが凄過ぎです。茶色の激流が人の背丈ほどにも波立ち、前後左右に逆巻く。川に落ちたら絶対死にますよ、助けようがないですもん。俳優さんたちを心配してしまう。特撮でもCGでもないんだから。映画を見ている気分じゃなくなっちゃいます。
熱病、姿の見えない原住民からの攻撃、飢え‥。しかし、わからないのはなんでそんな探検行に若い女を2人も連れていくのか?先遣隊は1週間で戻れと言ったのに、なんで誰も戻ろうと言わないのか(それほど欲に目がくらんでいた?)見ていてわからない場面・エピソードだらけなんですが、映画の中でちっとも説明されない。
西ドイツ映画だからしょうがないとはいえ、セリフがドイツ語なのは日本人としては違和感ある。スペイン語だったら雰囲気出たろうに。
黄金への欲にかられたアホどもの当然の帰結、ということは確かに伝わった。
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