「皆、演技がうますぎる」哀愁 藤崎敬太さんの映画レビュー(感想・評価)
皆、演技がうますぎる
何となく観たBSで連ドラ予約している映画の一つ。
ストーリーは単純だけど、演技が上手いから見入ってしまう。
純粋な2人。幸せになって欲しかったなあ。
とにかく全てのシーンが素晴らしい。マイラの幸せを祝福するキティもいいし、
お坊ちゃん育ちの大尉も、優しくていい奴で、印象深い。
主役のビビアンリーの演技は凄いねえ。娼婦として客の気を引こうとする表情
なんか鳥肌が立ちそうになった。ほんと天使にも悪魔にも見えた。
1940の映画、日本は日中戦争からの第二次大戦の足音が忍び寄る時期。
悲しいかな、大国アメリカの大きさと深さにはかないっこなかった。
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