コント55号水前寺清子の大勝負のレビュー・感想・評価
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会話や、体の動きを観てると楽しくて良い
1=例えば、清子(水前寺清子)が、次郎(坂上二郎)に対し、
顎を動かして買い物を促す場面 → 観てて笑える
2=コメディ映画は、こんな風に軽妙に笑えるのが良い
3=歌が入ってるのも良い → ①水前寺清子、 ②山本コータロー
4=こういう前向きな映画を観ていると、
「自分の人生は、失敗ではない」と自信が持てるのも良い
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ソルティ・シュガーによる「走れコータロー」の貴重な映像が見られる。
ヤクザになったり、プロレスラーになったり、どこへ転職してもライバルとなってしまう2人。故郷を出てから10年ほど経ったとき、互いにライバル同士の健康自転車のセールスマンをやっていて同時に澄子と再会。そして2人とも彼女にプロポーズするのだが、彼女にはパトロンがいて、そのパトロンとの別れ話のクリスマスに結婚を約束した恋人まで紹介される。泣き崩れる2人を慰めたのは上京してきた清子だった。6年後には2人とも成功しようと誓い合い、そのときには清子にプロポーズすることをも誓うのだった。それからはちんどん屋をやっていた欽一は市会議員に立候補。それを見た町工場の社長二郎は張りあって立候補。どちらも落選・・・そのうち清子が歌の才能を発揮させ、プロデビューするのだった。
東宝から松竹へと移ったコント55号映画。しかも監督は野村芳太郎だ。バカバカしいコントの中にあって、出世欲や金銭欲にとらわれながらも、最終的には友情や故郷を大切にする2人の姿に悲哀を感じさせる。
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