ONE PIECE ワンピース THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島のレビュー・感想・評価
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45点
映画評価:45点
ワンピース劇場版第6作目
オススメタイミング:[なし:コラボ作品】
ようやく見終わりました。
そう感じてしまうくらい寝落ちしましたし、
何回か休憩も挟みつつ見ました。
全体的に薄暗く、重々しい。
ワンピースのキャラクターを借りて
細田監督の心に住む悪魔を表現した作品。
内容も決して面白いものではないし、
なんなら終始恐怖を抱いてました。
麦わらの一味の皮を被った別人たちが、
麦わらの一味を装っている様に感じるんです。
それくらい彼らの性格が少しずつ違う様に
私は感じてしまいました。
せっかくコラボするなら
細田監督はワンピースを最初から観て、
しっかりキャラクターの特性を知ってから
作るべきだったと思います。
ただ、細田監督は天才です。
この作品を通してそれを感じました。
まさに震撼。
こりゃ毒を盛られてしまいたしたわい。
ps.デザイン性が最高で、いつもと違うオシャレな一味に眼福しました。そこで+5点
【2022.12.20観賞】
ストーリー重視
出だしがやや冗長だが話に動きが出てからはなかなか良い。その冗長さも後半と落差をつけるための仕掛けだと思うのでそこまで悪くは感じない。この作品は幼少期は見ておらず大人なってから見たが演出は不気味で確かに怖い。オマツリ男爵もリリーも絶対的な悪では無いだけに逆に狂気を感じる。バトルを期待する物足りなく感じる方もいると思うが、映画としてはストロングワールドなどよりも展開が読めず楽しめると思う。時間の都合上仕方ないと思うがラストにもう少し普段の冒険に戻るようなシーンがあればより自然にワンピースの映画として楽しめる人が増えるのではと思う。
最新作のフィルムレッドはこの作品をワンピースっぽくブラシュアップした作品に感じた。
細田守がワンピースを描くとこうなるのかぁっといった感じ。 ワンピー...
お祭り騒ぎの中で仲間の絆が試される!異色のワンピース映画
~ポケモントレーナーみゆきは、81点の経験値をもらった!~
2005年に上映されたワンピースアニメ映画。
監督は「時をかける少女」や「サマーウォーズ」、「バケモノの子」などで知られる細田守さんです。
実はこの映画が長編アニメーション映画の初作品だそうです。
細田守監督の世界観がクオリティー高く描かれています。
映画ストロングワールド以前の作品は、尾田栄一郎さんが大きく作品に携わっていない分、描かれ方の自由度も高く、ワンピースの大ファンでもあるポケモントレーナーみゆきは、ある意味別の作品として楽しんでいます。
この作品では、原作のワンピースとは描かれる角度が違う感覚で、「仲間の絆」を考えさせられるストーリーになっています。
普段は言わないであろう表現、されないであろう映像の描写が細田守監督風。
ホラーのような恐怖すら感じる展開にも注目です。
ルフィたちがオマツリ男爵と対峙する中で、仲間を失った人の考え、仲間を失おうとしている人の想いが交錯します。
ルフィはどう立ち向かっていくのか。
ぜひ観てみてくださいね。
★大好きなポケモンに例えると★
ロゼリア
可愛い花の裏側にある顔の恐怖!綺麗な花にはトゲがあります。
細田守だった。
大人向け個性派ワンピ映画
同じセリフを何度も繰り返してくどいかと思えば、仲間が話しかけても無反応で間の取り方が煩わしかったり、いつものワンピースらしさがない。
ところどころツッコミどころがあり、終始違和感がありました。
仲間を失ってく怖さをテーマにしたところと全体的な話の流れは悪くなかったのだけど、
前半の明るさとは一転して後半が暗すぎるので良かった〜!と手放しには言い難く、良くも悪くも引っ掛かりやモヤモヤ〜が残ります。
でもでも、決して嫌いではなくて…何故かたまに観たくなってしまう不思議な魅力ある映画です。
若干グロ&ホラー要素もあるので子供向けではないかな…。
“One Piece”映画でなかったら
本作品のテーマの「仲間」についてですが、
細田監督いわく
「ルフィの目的は、ひとつなぎの財宝を見つけて
海賊王になる事であって、今の仲間と冒険する事ではないんだもの。
逆に言えば、ひとつなぎの財宝を見つけるために、
仲間が必要だと言ってるわけで。そういう人物なんだよね。」
ソース(tp://www.style.fm/as/13_special/mini_050815.shtml)
と、あくまで夢をかなえるための「道具」みたいな言い方をしてますが
ここが根本的に「原作」のルフィ像と違う。
クマに仲間全員をバラバラにされただけでも
「何が船長だ...何が海賊王だ...」
と、号泣しており、
“仲間を守れなかったり、仲間を失ってまで叶える夢などありはしない”
というのが「原作」のルフィ像だったはず。。。
とはいえ、本作品は原作に対して
少なからず影響を及ぼしている点も見受けられます。
(例えば、仲間と離れ離れになってもイワやクロコ、
ジンベエと手を組んでエース救出のために前進するところは
お茶の間海賊団やちょび髭海賊団を彷彿とさせます)
これらの点から、
ある海賊の船長としての物語だったら
名作になり得たのかもしれませんが、
“One Piece”と銘打っている以上
キャラ崩壊させては元も子もないと感じたため、
1点をつけさせて頂きました。
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