「再会なのだが…」機動戦士Zガンダム A New Translation 星を継ぐ者 777さんの映画レビュー(感想・評価)
再会なのだが…
「あのアムロとシャアが再会!」と言っても、宇宙世紀ガンダムの内容を知らない人は
「何のアムロで何のシャア?」となる
予備知識が必要で、その点は「逆種のシャア」の方が回想シーンで過去の説明が
なされるから、新設設計だ
はっきり言って「映画」ではなく「Zガンダム生誕20周年」の、イベントである
しかし「祭」と定義しても充分楽しめる物で、この「Ⅰ」だけは
劇場で2度見たので、何かを引き付ける力が あったのであろう…
やはり「機動戦士Zガンダム」という作品の、ポテンシャルだろうか?
安彦良和、大河原邦男、永野護という「超1流デザイナー」の3人が、一つの
アニメを作るのに一堂に会した、最初で最後の作品だからだ
Gacktの歌も、今は違和感なく受け入れられる… 当時は何故に森口博子
ではないのかと疑問であったが
OPの「メタモルフォーゼ」で全・太陽系を3DCGで描くのは気合が入って
いるし、クライマックスでの対アッシマー戦では、TV版とは違うBGMを
三枝成彰が書き下ろし、ラストの夕陽のバックライトでイラストレーションな
静止画になり「君が待ってるから」のイントロ… 最高です!
その点で★は少しオマケ…
ただし冒頭に書いた様に、初期の宇宙世紀ガンダムの知識を知らない
人は、何らかの方法で学習をして鑑賞をオススメする
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