「恐怖の先に見える「青い空」」フライ,ダディ,フライ スモーキー石井さんの映画レビュー(感想・評価)
恐怖の先に見える「青い空」
金城一紀原作小説『ゾンビーズシリーズ』待望の実写映画化。
主人公は冴えないおっさん。
乱暴され、傷ついた娘の敵討ちのために立ち上がったおっさんのため、「ゾンビーズ」と渾名される高校生たちが一役買う。
そして、逞しくなっていくおっさんは高校生たちの期待を一身に背負い、ついに「決戦」の日を迎える!
「基礎とは何か?」「無駄にしてきた細胞はないか?」「恐怖の先に見えるものを見たくないか?」舜臣がおっさんに問いかける言葉はいつだって心に残っているし、私自身おっさんになった今こそ自問自答すべき言葉だ。
人間はいくつになっても取り戻せる。
父親として背負うものが有れば尚更だと勇気がもらえる作品に仕上がっている。
『ランニングハイ』になれそうだ♪
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