3つの雲
劇場公開日:2005年8月20日
解説
2004年に「闇を見つめる羽根」が、2005年に「3つの雲」がそれぞれ2年連続でカンヌ国際映画祭監督週間に招待された、若きアニメーション美術家・辻直之監督のオムニバス2Dアニメーション短編集。木炭画によるほんわかとした作風で、幻想的であたたかい世界を描く。それぞれは独立した物語でも、雲のような流れで、全体がゆるく結合する。誰もを飲み込む、その世界。チャーコール(木炭)と白い紙。絵が一枚できるとカメラで撮り、また描いては、少し撮影。それを繰り返す“コマ撮り“という手法で制作された。
2005年製作/12分/日本
配給:鈴木朋幸
劇場公開日:2005年8月20日
ストーリー
「呼吸する雲」もしもわれわれ人間が、水蒸気のような気体だったら…? ワンカットの撮影で、気体の人間群を描いた短編映画。「雲をみていたら」中学校の教室。少年がノートに雲の絵を描くと、窓の外にも雲が姿を見せた…。何もかもが変容していく奇妙な物語。「雲から」そこは雲の上で、ひっそりと暮らす人々がいる。ベルが鳴ると、彼らは身支度を整えて、下界へいくのだった。
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スタッフ・キャスト
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