「タイムリープではなくタイムワープ」サマータイムマシン・ブルース りんたろさんの映画レビュー(感想・評価)
タイムリープではなくタイムワープ
数多ある時間旅行もの作品の中で、トップクラスの小規模さではなかろうか。
まさか、エアコンのリモコンが壊れたから、壊れる前の昨日から持ってこようとするストーリーだなんて、しょうもないにも程があるぜ。
だが、それがいい。
伏線で唸らせるのが目的ではなく、あくまでコメディ。だからなのか、前半の伏線の張り方はあからさま。めちゃくちゃ主張してくる伏線。
それらは当然きっちり回収はするけど、気持ちいい!とかいう感想にはならない。
そう、あくまでコメディ。
タイムパラドックスとかややこしい話は置いておこうよ。過去を変えたら未来、というか現在の状況がやばくなりそうなのはみんなの共通認識。
でも結構やらかしてない?笑
そして矛盾するようだが、設定は小規模でも、終わってみると実はかなりスケールのデカいオチでした。
このギャップに拍手。
コメントする