「史上最小規模なタイムトラベルもの(笑)」サマータイムマシン・ブルース かつさんの映画レビュー(感想・評価)
史上最小規模なタイムトラベルもの(笑)
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タイムトラベル作品史上、一番規模感の小さい作品でしたね(笑)時間移動は、主に昨日と今日!場所は主に部室!キーアイテムはエアコンのリモコン!なんともこじんまりした作品でしたが、これがなかなかに面白かったです!
冒頭は、繋がりが分かりにくいシーンが断片的に流れます。(でも、あとからもう一度見てみると「昨日」のSF研のメンバーだけが映され、「今日」のSF研のメンバーは出てこない構成になってたんですね!)リモコンを置く謎の手、不自然に動くロッカーの扉など意味不明な演出も多くて、結構苦痛な序盤でした。。
続いて、中盤。自堕落な大学生のイケてないキャンパスライフ。ともすれば、変化に乏しく中だるみしそうな展開ですが、このキャンパスライフが妙にリアルで、自分の大学時代がフラッシュバックして思い出されて、すごく楽しかった♬曽我くんの可愛がられる後輩感がなんとも微笑ましかった。。ヴィダルサスーンに、ハロゲンヒーター(笑)ズルいです(笑)
そして、後半、エアコンのリモコンから始まるタイムトラベルストーリー。ここで、冒頭のバラッバラだったストーリーが、バシバシ繋がっていき、冒頭で意味不明だった演出(リモコンを置く謎の手、不自然に動くロッカーの扉など)が伏線として謎解きされていきます。その繋がって、伏線回収な展開が、なんとも気持ちいい。最終的に全部がハマって一本に繋がったときの爽快感は素晴らしかった。
若かりし、真木よう子さん、ムロツヨシさんが出演してたのが、印象的でした。
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