劇場公開日 2005年9月3日

「やっぱこうでなくっちゃ」サマータイムマシン・ブルース 唐揚げさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5やっぱこうでなくっちゃ

2020年5月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

興奮

正直、観る前はたいして期待していませんでした。
冒頭はひたすらシーンの繋ぎ合わせで、よく分からず、変な映画だなと思っていたのですが…
この映画はタイムマシンとマッシュルーム頭の未来人田村君の登場で全てが変わります。
クーラーのリモコンの為だけに明日にタイムスリップ!
まさに、タイムマシンの無駄遣い。
何度も何度もタイムトラベルして、遂には99年前にまで。
そして、始まる伏線回収。
前半で観ていたものは全てが伏線で、観終わるとおぉーと言いたくなるほどです。
そして、豪華なキャスト陣も魅力的。
主演の瑛太さんはもちろん、ムロツヨシさん、本多力さん、永野宗典さんなどコメディに似合うキャスティングでした。
上野樹里さんも若くて可愛らしく、分かりにくかったけれど、升毅さんもエキストラ出演されていました。
そして、何より驚いたのは真木よう子さん。
ごめんなさい、最後まで全然気づきませんでした。

男たちは暑苦しいけど、物語としてはクーラーも要らぬほどの涼しげ物語で、かつ心が温まります。
SF研究会のドタバタ劇とそれを見守る写真部の女子2人の青春が感じられる爽快な作品でした。

唐揚げ