乱歩地獄
劇場公開日:2005年11月5日
解説
怪奇ミステリー小説の巨人・江戸川乱歩の未映像作品4作を、個性派監督陣が映画化。監督陣は映像ディレクターの竹内スグル、「D坂の殺人事件」以来、7年ぶりに乱歩作品を手掛ける実相寺昭雄、ピンク映画界の鬼才・佐藤寿保、若者にカリスマ的人気を誇る漫画家・カネコアツシ。キャストは浅野忠信、成宮寛貴、松田龍平。いずれも独特の色気を備えた男たちが、各エピソードで主演を務める。
2005年製作/134分/日本
配給:アルバトロス・フィルム
劇場公開日:2005年11月5日
ストーリー
荒野を歩き続けていた男の意識が、やがて錯乱の淵へ堕ちていく悪夢譚、「火星の運河」。殺人事件の現場に残された和鏡の謎を追う、美青年・透と明智小五郎の物語「鏡地獄」。廃墟でひっそりと暮らす、胴体だけの夫とその妻の奇行を、一人の男が屋根裏から監視し記録する「芋虫」。恋焦がれる女優を殺害した運転手の、異常な執着を描く「蟲」。4つの物語は、やがてひとつの大きな流れへと向かっていく。