「文化も価値観も異なっていた別世界のような過去」ALWAYS 三丁目の夕日 Don-chan(Daisuke.Y)さんの映画レビュー(感想・評価)
文化も価値観も異なっていた別世界のような過去
新しい物に更新されていく様子が描かれている。
そして、疑いもなく”新しいものは良いもの”と信じていた一般大衆の人たちをピックアップしている。
劣等感や孤独感といった負の側面と、ポジティブな希望や連帯感が作品全体に行き渡っている。
かつては古いと感じていたガラクタも、時間の経過とともに珍しくなり貴重になる。
当たり前だった風景も、いつかは愛おしくなる。
暖かい人間ドラマの中に、反骨精神が見え隠れする。
山崎貴監督の得意な"違和感というスパイス"で印象深くなる。
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