劇場公開日 2004年10月30日

「稲垣吾郎のキャラが良かった」笑の大学 ノリさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0稲垣吾郎のキャラが良かった

2025年2月23日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

興奮

知的

中心人物の向坂と椿のやりとりを描いた物語である。

三谷幸喜の作品はこういった1つの状況でのやりとりを作品にすることが非常に多い。
その上面白い!
過去の「十二人の優しい日本人」にしても「ラジオの時間」にしてもそうだった。

この作品はどうだったろう・・・。

最初はなぜかのめりこめなくて声を荒立てて怒るキャラの役所広司にひいてしまっていたが徐々に稲垣吾郎との掛け合いに味が出てきて向坂の心境や椿に対しての行動が変化してきて面白くなってきた。

1日目〜7日目までの話が描かれているため区切りもしっかりしているのか、観やすい。

1日ごとに台本の内容を変え続ける椿はどれだけ大変だったかどれだけ劇団員思いだったかが伝わってくる。

そして映画の最後には私としては予想もしてなかった終わり方をする。
この映画を観た人はどんな感想持ちました?

この手の終わり方には考えさせられます。
(ネタバレにならないように書いてるため伝わりにくいかも)

もう1度しっかり観てみたいなぁーと思った映画でもありました。
稲垣吾郎もよかったしね!なんか必死なキャラですごい好きでした。
しかも、稲垣吾郎には合ってる感じがした。

ただ「十二人の優しい日本人」の面白さを超えることはできなかった!

ノリ