「【結婚するなら、出来れば長い間好いた人が良いよね!後、簡単に社員をリストラする事を提案する様なコンサルやそれを受け入れる会社は駄目だね。あと江角マキコについてチョイ記すの巻。】」釣りバカ日誌15 ハマちゃんに明日はない!? NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【結婚するなら、出来れば長い間好いた人が良いよね!後、簡単に社員をリストラする事を提案する様なコンサルやそれを受け入れる会社は駄目だね。あと江角マキコについてチョイ記すの巻。】
■粗筋
鈴木建設は、経営コンサルタント会社の合田とハヤカワカオル(江角マキコ)の提案の下、能力主義を前面に出した人事制度改革に着手することに、無能な役員連中の決断でなる。
だが、スーさん(三國連太郎)だけは早急な改革に不安を覚えていた。あと、ハヤカワカオルも行き過ぎた人員削減を口にする合田の姿勢に疑問を持つ。
そんな中、秋田へ釣り旅行に出掛けたハマちゃんは、秋田新幹線内で故郷に戻る決意をしたハヤカワカオルと、出会い意気投合。又、現地では水産試験場で働く無骨な青年・福本哲夫(筧利夫)と意気投合するのでアール。
◆感想
・今作公開の2004年と言えば、バブル崩壊後徐々に経済回復していった時代である。でもって、一部の企業は能力主義を取り入れた人事制度を検討していた時期である。このシリーズは世相を取り入れ、シニカルさを少し絡ませる事に長けているが、この辺りは流石、山田監督(脚本)である。
・ハヤカワカオルは、東京ではバリバリのキャリアウーマンだが、故郷に帰ると同級生達が結婚して子供もいる姿を見て、少し考えるのである。
私は、女性は結婚しなければいけないなどとは思わない。価値観が多様化する中、独りで生きるという選択もあると思うからである。
けれど、今作では福本哲夫は、ずーーーーーーーーーーーーーっとハヤカワカオルの事が好きだった事が描かれるし(けど、女性には内気だから、うち開けていないが、母(吉行和子)はお見通し)見ているとハヤカワカオルも実直な福本哲夫の事が好きみたいだから、そういう場合は結婚すればよいと思うな。この辺りの流れをサラッと描くのが、良いよね。キスシーンとかは要らないよね。
今作で小津安二郎監督の「麦秋」がチラッと流れる辺りも上手いよね。
■私はTVドラマを見ないのだが、江角マキコさんは知っている。何故ならば、ある時期、エレカシの宮本さんとの仲が報道されたからである。(当時、家人から教えて貰った。)で、”誰だ誰だ!”と思ったら、スンゴイキリッとした美しい方で、驚いた記憶がある。チョイ、脱線した。
・あ、あとすぐに社員をリストラする会社には未来はないと思うね。大嫌いなイーロン・マスクの所業とか言語道断である。マア、アメリカは日本と違い簡単にレイオフ出来る国だけど、テスラ車不買運動が起こるのは、必然であろう。いかんいかん、会社モードになってしまった。
<週末の夜中に、釣りバカ日誌を観るのは、何だか良いモノである。ホットするからである。
そして、ストーリーの流れが何となく読めるのだが、それでも面白いのだから、立派である。だから山田監督(脚本)の作品は好きなんだよなあ。>
『Don’t Look Back In Anger』です。
阿部サダヲと結婚した松たか子は、15年前に婚約者を殺したのか?と言うドラマで明日が第3回です。
ほら、NOBUさんのは愛が感じられるじゃないですか。
私もTVドラマは殆ど見ませんが、今やっている阿部サダヲと松たか子の「しあわせな結婚」は見ています。主題歌はOASISが使われています。以前のTBSのドラマではホリーズのバス・ストップが使われていました。多分作る側が聴いていた世代なんだと思います。