海猿のレビュー・感想・評価
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きれいごとではなく、正直だから信用できる
トイレ臭い、しょんべん、大便等の発言、お尻丸出しシーン、ラブホでのルパン三世のようなベッドへのダイビング等、さらけ出す感じが、観ていて氣持ち良い。
BARBEE BOYSの杏子さんが食堂で働いていたり、斎藤 工さんが出演していて嬉しい。
藤 竜也さんと伊藤英明さんの演技がとても良かった。
ヒロイン(加藤あい)の行動も謎めいていて面白い。
好きなシーンのひとつに、バスに乗った仙崎大輔と伊沢環奈が、トンネル通過中に、ジャーニーの『オープン・アームズ』(1980年代のポップ・クラシック)の曲をバックにKissする場面がある。
ちなみにラストも同じ曲。
恋愛パートは、あまり相手への想いを丁寧に描写していない。
お互い不器用なのか氣持ちが伝わってこないが、わりとリアルで、想像を掻き立てられる。
仙崎大輔の愛には種類があって、愛のうちの"恋愛"の対象が伊沢環奈オンリーという硬派さが良い。
今作は、史上初の海上保安庁の協力が話題になった。
全体的に映像の迫力があり、内容も恋愛に限らず、愛を感じるテーマで印象に残る。
次回予告的な映像はハリウッドなみで凄い。
続編『リミット・オブ・ラブ海猿』への期待が高まる。
もっと力抜けよ、海の中みたいに
映画「海猿〈ウミザル〉」(羽住英一郎監督)から。
八丈島近海で転覆した漁船「第一幸福丸」の乗組員3人が救出され、
生還した乗組員が「映画の『海猿』を思い出した」とコメント、
見逃していたので、さっそく鑑賞した。
海上保安庁の潜水士は、自分たちのことを「海保(かいほ)」と呼び、
50日間の訓練中、外泊許可がおりた日の彼らのはしゃぎぶりを、
地元の住民が、やや冷ややかな反応で「海猿」と呼んでいる。(笑)
さて、気になる一言に選んだのは、潜水士の厳しい訓練ではなく、
主演の伊藤英明さんと加藤あいさんのキスシーン直前の台詞。
ほんの少し前まで、美しい海の中を一緒に潜っていたこともあり、
2人を乗せたバスがトンネルに入る直前、彼が呟く。
「もっと力抜けよ、海の中みたいに」
実力以上の自分をみせようと突っ張り、力を入れていた彼女は、
この台詞で、落ちたはずである。(キレイなシーンだった・・)
さて、物語の中、女性がこのフレーズを口にしたら、
男性が100%落ちるという台詞も、紹介されている。
気になる一言の女性読者もいると思うので、台詞だけご紹介。
「今、私とキスしたいと思っているでしょ?」
本当に落ちるかどうかは、保証できませんが・・
確率は、高いと思います、はい。(汗)
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