「パニック映画に向かうコナンシリーズ」名探偵コナン 銀翼の奇術師(マジシャン) kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
パニック映画に向かうコナンシリーズ
コナンの宿命のライバルである怪盗キッド。予告状の26の文字とか謎を解いていくストーリーは今だ健在で、「ジョゼフィーヌ」の舞台での出来事も面白い。そしてハングライダー対パラグライダー対決も緊迫感があっていい。
後半は、ハリウッド作品によくある航空パニックもののプロットをそのままいただき、ド素人である蘭が操縦かんを握るという展開になるのです。この大雑把さはいただけないし、既視感ありあり。それでもかなり精査しているようで、自動操縦などのハイテク感が描かれていた。結局は手動操縦に持ち込むためのストーリーにはなりますが・・・
そうしてほぼ怪盗キッドの友情を描いた作品になっていますが、『世紀末の魔術師』でも最後に新一に変装して蘭に会いにくるシーンがありました。秘密を知られたら困るというコナンの心理を巧み利用するが、悪意はないというキッドの心は変わらない。この映画でさらにキッドファン女子が増えたのだろうなぁ・・・
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マサシさんのコメント
2024年4月16日
ハンググライダー4回乗りましたが、最初は死ぬかと思いました。その後は『金かかるな。』って思いやめました。趣味は映画が一番金がかからないと思ってます。配信で充分です。