恋人はスナイパー 劇場版のレビュー・感想・評価
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回転ドアにはさまれそうになる水野美紀
微妙に現実に起きている事件とオーバーラップさせられて、考えてしまうような前半。秋野太作演ずる首相がどういう判断を下すのか凝視してしまった。「安全は個人で・・・」とか「金で買えるものじゃない」などという台詞はこれからも議論されそうだ。イラク戦争反対のためのバッチもリアルであるが、実際にあったら何人の日本人が付けるであるのかも興味深いところだ。
いいプロットではあるし、共演陣もいい。もちろんTV版を見ていなくても大丈夫。だけど、その演技の素晴らしさを一人の男が台無しにしてしまった。それは竹中直人。撃たれた瞬間から松田優作の有名な台詞が出てくることが読めてしまい、しかもしょぼい。この時点では2点だったのだが、アクションシーンとラストシーンで盛り返してくれました。エンドロール後のテロップにも感動だ!
さらば、愛しのスナイパー。
「日曜洋画劇場」での地上波初放送を鑑賞。
初鑑賞の際、原作に西村京太郎の名前がクレジットされていて、めちゃくちゃ驚きました。十津川警部出て来るんかな、と思いました(笑)
原作となった「華麗なる誘拐」を読みましたが、“日本国民全員を人質にする”というシチュエーションのみを拝借しているんですねぇ…。結構スケールのでかい話でとても面白く読めました。主人公は十津川警部じゃなくて、左文字進という私立探偵でした。
それはさておき、2本のドラマスペシャルを経ての劇場版。
ドラマは親と一緒に観ました。家族で「面白いね」と言い合いました。いい想い出です。
無差別連続狙撃事件が発生。前代未聞の事件には凄腕スナイパーの影が…。
事態を重く見た警察上層部は、超法規的措置により“伝説のスナイパー”ウォン・カイコーを釈放し捜査協力を仰ぎます。
そして彼は警視庁国際捜査課の刑事にしてかつての想い人、きなこと運命の再会を果たします…。
ウォン・カイコーときなこの悲恋が切な過ぎました。まさに禁断の恋…。
「明日に向って撃て!」的なラストが衝撃的でした。
きなこの父親役のいかりや長介がこれまたいい味出してました。本作がどうも遺作みたいです。もっと演技している姿を観たかった…。
理不尽で意味不明なストーリーが多かった
理不尽で意味不明なストーリーが多かった。説得力がなく、子供じみた遊びに見えた。犯罪をやるにしても、もっと真剣にやらなければ、おもしろくない。
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