「よくありがちな青春群像劇」海がきこえる ひろちゃん千葉さんの映画レビュー(感想・評価)
よくありがちな青春群像劇
この映画の存在自体最近知ったのでちょっと気になって見ました。
ジブリ作品だけど全然ジブリらしくないと言うか、ごくごく普通の青春群像劇でした。
それが悪い訳では無いけど極めて常識的な範囲で
驚くべき所はないと言うか。
良い青春映画だなって印象。
感動した訳では無いけどこんな感じあったよね、って感じと言うか。
普通に始まって普通に終わったのでこの映画の目的って青春ていいよね?なのかな?
まあ何も特別が無い普通の映画もいいよね。
それにしても…海が聞こえなかった…耳が悪くなったかな?
物語が30年以上前なのでまだスマホどころか携帯電話もコードレス電話も無くてお店によくあったピンクの電話が懐かしかった。よく連絡ついて合流できたもんだと我ながら感心する。そんな時代だったなあ(遠い目)。
物語は1990年初め頃の話。
東京の大学に通う杜崎。夏休みに同窓会の為に故郷の高知に里帰りする。
そして高校時代の思い出にふける。
中高一貫校の私立学園に高校2年の夏と言う妙なタイミングで東京から転校してきた武藤。
杜崎と親友で武藤のクラス委員長をしている松野。
武藤は複雑な家庭の事情で東京から母親の実家のある高知に子供連れで舞い戻ってきていた。
半ば強引に東京から連れて来られた武藤は父親や東京の生活、東京の友達との未練からか学校にもクラスにも馴染めず孤立していた。美人の武藤に恋した松野。そんな松野を杜崎は物好きだなと思っていた。
3人は顔見知り以上の関係では無かったが春休みの修学旅行のハワイ旅行から関係性が少しづつ変わって行く…
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