「映像美とリアルな人間関係の描き方が秀逸」阿弥陀堂だより 根岸 圭一さんの映画レビュー(感想・評価)
映像美とリアルな人間関係の描き方が秀逸
長野の村を舞台にしたストーリーで起伏に乏しいが、それでも引き込まれる。それは、都会の喧騒を離れた村でのゆったりとした時間の流れや、温かい人間関係がリアルに描かれていて、心に染みるからだ。
また、全編を通じて映像美が素晴らしい。長野の山林や渓流といった豊かな自然を、四季に分けて映し出す。そういった映像がストーリーと合わさって、静謐な時間が流れる良作。
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