害虫のレビュー・感想・評価
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宮崎あおい、蒼井優の幼いころ
当り屋のシーンって現実味がない。死んだらマズイっしょ。それよりも少女北サチ子の存在そのものにありえない性格を感じる。一般的な不登校少女の心理や言動を研究していないのでしょう。前半は大人から見た少女への願望と偏執さを剥き出しにしただけのロリータ映画かと感じたくらいです。害虫というタイトルがスタッフそのものを表してるかのように・・・
後半、事件が起こってからは、母(りょう)と夏子(蒼井優)の演技に助けられてリアルさが出てきました(むしろ、ここから不登校になるという設定だとわかりやすい)。最後には、「世の中、悪い大人ばかりじゃないよ~!」と叫びたくなるような仕上がりになっていて、やや満足。
ナンバーガールが好きになった
宮崎あおいの幼い可愛さとは
裏腹に
「リリィシュシュのすべて」のような
思春期のどこにもやることのできない苛立ちが黒い雲のようにのしかかっていて苦しい作品です。
数年前に見ていたら、同じことをやっていたかもしれません。
曲の使い方が上手くて、ナンバーガールを好きになりました。
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