「貴方の身内に老人性痴呆症の人がいたら・・・」折り梅 としぱぱさんの映画レビュー(感想・評価)
貴方の身内に老人性痴呆症の人がいたら・・・
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あまり自分の好みの映画ではないのだが名古屋近郊の家庭に忍び寄る悲劇・・・って書いてあったので観てみましたが表題通りだったのですね。
しかし、トミーズ雅演じる父親と凄く環境が似ている自分にとって人ごとではなく人生の終焉を迎えてゆく人々にどう向き合うか?非常に考えさせられる映画でした。実際に介護や世話で大変なのは聞いているがこういうリアリティーのある映画で表現されるとあまりにもつらく、あまりにも軽々しく言葉にできず胸がつかえました。しかし活きる希望と今後に向けての光を見せたエンディングも安心しました。あのままお母さんが亡くなったら悲劇で心が沈むだけの映画ですから。田舎の母の声が聞きたくなりました。
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