ココニイルコトのレビュー・感想・評価
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昭和っぽい感じの大阪
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コピーライターの真中が大阪に転勤になり堺と出会う。
不倫していた元上司に振られた真中だが、脳天気な堺のおかげで元気に。
そんなこんなやったが、堺が実は心臓病と判明。
真中の奔走で手術を受ける決意をするが、間に合わず死亡。
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徘徊型の映画ではあるが、何かいい雰囲気だった。
堺という役者がこんな時代からいたのを知らなかったが、
当時からいい演技をしていたんだなと思った。
それにしても真中瞳懐かしい。可愛いな。
吉本新喜劇
これを吉本新喜劇でやったら面白いのにな~などと思わせる台詞の数々。たしかに大阪人のウケを狙う、あっけらかんとした会話には共感できるし、傷心した志乃の心に徐々に共感を呼ぶところはいい。いいんだ・・・脚本そのものは。だけど、脚本がしっかりしているせいか、どうも噛んでいるような気がしてならない。
結局はそんな大阪のノリを全面に出すんじゃなくてプラネタリウムや雪を降らせるクライマックスでごまかしてしまってるような。まぁ、ええんとちゃう?と、人が死ぬような設定なのに、主人公の心はかなり落ち着いていたかなぁ~これも不倫を経験した大人には純情さがなくなってしまってるからなのか・・・
主演の二人が醸し出す叙事詩
実物大のキャラクターをまだ若かりし、堺雅人と真中瞳が上手く演じていて共感を覚えます。まだ今のキャラクターが確立していない若々しい堺雅人が面白い。当時シンデレラガールだった真中瞳も初々しい。切なく、暖かい作品です。
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