「落語のような展開」かあちゃん kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
落語のような展開
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家具や金など何も置いてない家でどろぼうに入られたことをいいことに、大屋の店賃を待ってもらう言い訳にしようとした熊五郎(石倉三郎)。まるで落語のような展開。
どろぼうに入った勇吉はいきなり起きていたおかつとでくわしてしまう。大きな息子が3人いるから静かにしておくれ・・・などと言って、驚く様子は一切無い。金ならちょっとは分けてやるよなどと諭そうとするが、そのうち何故金を貯めているのか話し出す。帰る家もない勇吉に一緒に暮らそうと切り出すおかつ。家族には遠い親戚の三男が職を失って頼ってきたと説明するのだった。
盗みの罪で牢に入れられた大工の源さんの生活資金。他人の世話をするのが好きなかあちゃん。道徳の授業とか法話や説教の内容のようだ。勇吉にも手厚い態度で家族以上の付き合いをする。彼に対して唯一怒ったのが「親のことを悪く言った」ことだった。いい映画なんだろうけど、そこまで好きになれなかった。
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