アリーテ姫のレビュー・感想・評価
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しごと=つくる=生きる
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冒頭の職人しごとから、後半のクソまず(そう)飯から、水蛇の小石まで、全てヒトの手が生み出し、暮らしている世界。
この作品の視点で世界を見ると、作られたものの多さと、そこに関わった人の宇宙みたいな無限の繋がりに頭がクラクラしてくる。
(しかもこの作品も人の手で作られているという事実!!)
モノでも関係でも「つくりだす」人は生きている。姫が生きるために必要なのは枠に並んだ糸ではなかった。
マイマイ新子と対局の「おしごと」アニメ。
105分とは思えない濃密さ。
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素敵な映画でした
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監督が来ると聞いて立川で鑑賞。
この世界の片隅に、の制作の力ともなったと仰っていました。
優しく可愛い絵でありながら、なかなかシビアなテーマのストーリー。
主人公や周りのキャラクターに共感できました。
“なぜ自分はここにいるのか?”
“周りの人が望む人物になることは、地下牢に閉じ込められるよりも自分を閉じ込めることになる”
だからアリーテは魔法で心も容姿も美しくお姫らしく変えられてしまう
でも、自分が本当に大切にしていたことを思い出して元の姿に戻る。
アリーテのように自分らしく生きていきたいと、同じ女性としてすごく思いました。
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