「映画の役割」私を抱いてそしてキスして 光陽さんの映画レビュー(感想・評価)
映画の役割
この映画が公開された頃には、まだ日本では一般的にエイズという病気が今以上に偏見に晒されいた時代。その時代にエイズに感染した女性とそのまわりの人々を描いたヒューマンドラマ。
反戦や環境問題や差別や偏見など、映画はいつの時代にも社会的メッセージを発信する力も持っている。
日本映画ではじめて厚生省推薦映画にも指定されたこの映画はエイズの正しい知識と偏見問題を世に提起した。
南野陽子さんが体当たりの演技で、アイドルから女優へと脱皮した作品だったとも記憶している。
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