エレキの若大将のレビュー・感想・評価
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田能久って○半本店?
今○本店で10人で5万円って、さすがボンボンのお話。しかし、アメリカの白人青年と違って、モラトリアムな所が何一つ無い。天下泰平。何事もポジティブ。1965年はオリンピックのあとだから、不景気であった事は間違いない。しかし、
いよいよ、ベトナム戦争が始まる。アメリカでは公民権法が施行されて、黒人まで戦争に行かねばならない。
アメリカ青年は、黒人も白人もネガティブでナーバスになっている。モラトリアムどころの話ではない。そんな時、我が国の中産階級は『エレキ合戦』。さて、貧困層はどうだったのだろうか?
少なくとも『火垂るの墓』の様に、路上に飢えた者が野垂れ死んでいた訳では無い。こう言った若者にとやかく言う者は沢山いるだろうが、脱亜入欧を除けば、共感できる。但し、一緒には遊べない。金が続かないし、商業高校をディスるのは良くない。それを言うなら、目的も無く経営者でもないのに、大学の経営学部や経済学部へ出願する若者をディスらなきゃ。現在の大学が本当の経済を教えていないから、それを私は提言している。
エレキの若大将!上映していたので、懐かしさで観に行きました。
デンデケデケデケ!若大将!
若大将シリーズ第6作。
Amazon Prime Videoで鑑賞(東宝名画座)。
空前のエレキ・ブームに便乗してつくられた本作では、若大将―加山雄三の歌手としての一面が大々的にフィーチャーされていて、エレキの神様と言われた寺内タケシとのセッションもあり、音楽映画として秀逸だなと思いました。
ついに、名曲「君といつまでも」が登場!
澄子のためにつくった曲を、初めて聴くはずの澄子と一緒にデュエットすると云う世にも有名な不可解シーンを、ようやくこの目で観ることが出来ました(笑)。
※以降の鑑賞記録
2022/08/30:Amazon Prime Video(東宝名画座)
2023/02/21:Amazon Prime Video(東宝名画座)
大学生は不思議な身分だなあ
小学校低学年の時に、父に連れられて近所の映画館に見に行きました。もうその映画館は無いけど。いい思い出です。2本立てで、シリーズ特有の演出があって、
・若大将は必ず勝負を挑まれ、負ける寸前まで追い詰められる。
・星百合子の、「若大将、がんばって!」のひと言で奮起し、逆転勝利を果たす。
・父親と他愛のないことで喧嘩になる。
それにしても、大学生という身分は、子供の私から見て、大人なのに働きもせず、勉強している様子もない。不思議な身分だな、と思いました。若大将の実家は日本料理屋で、確かすき焼きを定番料理として振る舞っていますが、新メニューを模索している時に、マトンを勧められ、父親は「口に合わん、口に合わん」と言いつつ、全部平らげてしまったエピソードがありました。
この映画では、演奏シーンがありますが、今見たとしたら、きちんと演奏しているかどうかも定かではありません。もちろん、加山雄三さんの音楽的才能は言うまでもなく本物ですが、映画として、編集や、演出が入った時に、彼が本当に演奏している必要があるのかという問題です。当時はそんなことまったく気にならなかったのに。
成人してのち、新人時代の加山さんが、黒澤作品の「用心棒」「赤ひげ」に重要な役で出演しているのを見て、あらためてその先鋭な表情に惹きつけられました。なぜ彼は、あのシリアス路線を続けなかったのでしょうか。
2019.2.18
曲もいい!
星山はリード楽器店に勤めていて、若大将と青大将がお詫びに訪れる。そこで勝ち抜きエレキ合戦に出場するバンド“アイビーシスターズ”に出会う。10週連続で勝ち抜くと賞金10万円がもらえると聞き、その賞金を賠償金に充てようと出場することを安易に決めた。
10週も勝ち抜かなきゃならないなんて結構気の長い話だ。ボンボンの青大将がガソリン代でも節約すれば、賠償金等の10万くらい払えそうだし、25万もしたギターを売ってしまっても10万くらいにはなりそうだ(笑)。ともかく、順調に勝ち進み、10週目のチャレンジャーである赤田(ジェリー藤尾)が率いるザ・シャークスをも打ち破る。なんたって、隆(寺内タケシ)がリードギターを務めてるんだから・・・ちなみに司会者は内田裕也だ!
その後、松原路子(北あけみ)に誘われ、クラブで飲み放題となったが、そこで赤田たちと乱闘騒ぎを起こして全員停学1カ月。新聞ネタにもなってしまい、若大将は父親から勘当されてしまったのだ。そんな折、隆がプロに誘われ、若大将もついでにプロ行が決まる。
澄子は若大将に好意を抱くが、青大将だって澄子にぞっこん。プロバンド(寺内タケシとブルージーン)の合宿で日光まで行ったのだが、青大将の誘いで澄子はドライブについて行く。澄子を襲う青大将だったが、悲鳴を聞いて若大将がやってくる。
すったもんだの後、父の牛鍋の店・田能久が倒産してしまう。そこで雄一はプロとなって稼いで田能久を再建しようと頑張るのだが。またしても路子から横槍が入る。今度は彼女の父親からも結婚してくれと頼まれたのだ。澄子は結婚するものだと勘違いして日光へと一人旅に出る(傷心旅行?)。連れ戻しに行くと若大将は日光へ向かう。おかげで復学したばかりのアメフト(アメラグと言ってた)の試合に間に合わない。そこへヘリコプターで登場!
「君といつまでも」が売れたおかげで田能久を再建することができた。この後シリーズで何度も歌われるが、この映画が初出。日光で「君を想って作曲したんだ」と澄子相手に歌うシーンが一番よかったけど、澄子はもっと嬉しくしろよ!
ちなみに女の子バンドのアイビーシスターズのドラム規子が加山雄三の嫁さんとなる松本めぐみだ。アイビーシスターズの演奏をもっと楽しみたかったのにな~
ボクの一番好きな映画。 「エレキ」と「アメラグ」と「青春」の映画。...
ボクの一番好きな映画。
「エレキ」と「アメラグ」と「青春」の映画。
オープニング、東宝のロゴバックのドラムアクションからの「夜空の星」がカッコイイ。
若大将こと「加山雄三」もカッコイイ。
ヒロインの「星由里子」はホントに美人。
でも、青大将こと「田中邦衛」の演技が光る。
というか、上手すぎる!
上手いといえば、リードギターの「寺内タケシ」は上手いの当たり前。
とにかく、この映画を観るとスキヤキが食べたくなるのだ!
もう何十回と観て、何十回と食べたくなっている。
「内田裕也」司会の【GO!GO!エレキ合戦】、平成の世にヤラないかな。
まったく『シビれる』映画なのだ!
ちなみに、この映画で出会った「松本めぐみ」は加山雄三の奥さん。
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