ロビンソンの庭
劇場公開日 2019年7月20日
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しゃれたタイトルに長閑な庭の美しさを描いた癒し作品かと思い鑑賞、庭の映像はそれなりに魅力的なのだが人間ドラマのシチュエーションが日本にしては現実離れし過ぎてませんかね。賞もとっているし大脳直撃の衝撃作と評価も高いのだが、外国人ハウスなんて馴染みが無いし登場人物も変わり者ばかりで、どうでもいいエピソードのてんこ盛り、誰にも感情移入できず戸惑うばかり、撮りたいものを撮るとの山本政志監督の主張通り、作家性が強すぎて私には理解不能でした。
笑える
怖い
興奮
で、"じゃがたら"とメチャクチャな"山本政志、、、、。横山SAKEVIとジャマイカ人?の乱闘はまるで、ハードコア・パンクがボブ・マーリーを殴っている図みたい!?カメラにトム・ディチロだったり、本編を観ていても撮影の大変さが伝わってくる。町田町蔵のデタラメ感!?ケンタッキーを食っているクソガキ、チャリの長いシーン、全てに驚き監督の才能が溢れ出ちゃってる。
路地、木造密集地、幹線道路、高架下など現代の都市空間を構成する大きなインフラに寄り添いながら、個性的な登場人物とロケーション、シーンが連続していく。後半に差し掛かると目が慣れて少しダレるけど、見た数日後にふと映画のワンシーンを思い出してまた回想するような映画だった。映像にしかできないことが身をもって感じられた。
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予告編