「まさに狂気」野獣死すべし(1980/村川透監督) プライアさんの映画レビュー(感想・評価)
まさに狂気
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戦場カメラマンの優作が悲惨な場面を見るうちに狂気が目覚める。
知り合った鹿賀と共に銀行強盗を企てる。
鹿賀もたいがいの狂気やが、まだまともやった。
優作は警察官を殺して得た銃で、鹿賀に恋人を殺させる。
そして銀行を襲い、手当たり次第に殺しまくり。
コンサート会場で知り合い、自分に好意を寄せていた子までも殺す。
逃亡中の汽車で偶然知り合いの刑事と出会うが、これも殺す。
さらに逃亡中、急にフラッシュバックして鹿賀も殺す。
その後で戻って来てコンサートへ行き、そこから帰る時に、
実は何故か生きていた刑事に撃たれて優作死亡。
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とにかく難しい映画。
優作が狂気をやらせたら右に出る者はいないと改めて思った。
全ては見た人の解釈ってな扱いになってるみたいで、
死んだ刑事が最後生きてたのは優作の幻とも取れるし、
単なる夢オチと取ることも出来るとか。
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