劇場公開日 1961年7月30日

「【当時の人気デュオ、ザ・ピーナッツが双子の妖精役で彼の有名な今作のメインテーマ曲を唄うシーンは印象的である作品。】」モスラ(1961) NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【当時の人気デュオ、ザ・ピーナッツが双子の妖精役で彼の有名な今作のメインテーマ曲を唄うシーンは印象的である作品。】

2023年4月6日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

単純

幸せ

■南太平洋のインファント島で原住民が見つかり、近くで水爆実験を行っていたロリシカ国は調査隊を派遣。
 隊長のネルソンは、巨大な卵に仕える身長30cmの妖精「小美人(ザ・ピーナッツが双子の妖精役を演じている)」を連れ帰ってしまう。
 すると、小美人はテレパシーで島の守り神・モスラに助けを求め…。

◆感想

・モスラが「小美人」を助けに来る幼虫の姿が、庵野監督の「シン・ゴジラ」を彷彿とさせる。
ー 勝手な解釈であるが、庵野監督は明らかに「シン・ゴジラ」を製作する際に、今作品のモスラが幼虫から成熟したシーンを含ませていると思われる。-

・年代的に知らなかった”ザ・ピーナッツ”の今作でもメインテーマ曲を知っているのは何故か?
ー "モスラ―や、モスラー・・”不可思議であるが、魅力的な旋律は何故か知っている。ー

<フランキー堺の軽みある演技を含め、色々と面白き作品。
 今作の最大の意義は、”ザ・ピーナッツ”のメインテーマ曲を巷間に流布させた事だと思う作品である。>

NOBU