「蘇った迫力の映像と音の凄さ」モスラ(1961) たま21さんの映画レビュー(感想・評価)
蘇った迫力の映像と音の凄さ
テレビ放映されたことがあるかもしれないけれど、もちろん劇場は初めて。
結果から言えば、当時の特撮の技術力に圧倒されっぱなし。
ミニチュアの精巧さもさることながら、モスラの動きも実在感たっぷり。劇場鑑賞でより際立った感も。
ふと思ったのは、最近のCG技術で怪獣の細やかな表情さえ表現していた『ゴジラVSコング』との比較。
古い人間のせいかもしれないけど、きぐるみや模型でもヒトは想像力によりリアルに感じることができるのだと実感。
もう一つ嬉しかったのは、何故モスラは都市を襲うのか、という理由がはっきりされていたこと。
平成ガメラでもある程度理由付けはされていたけど,ここまではっきり明示された怪獣映画は初めて。
それから、最近の映画で、仕方ないけどダラダラ長いエンドクレジットにイライラしていた身としては、“終”ですっぱり終わる作りに拍手喝采。
ついでに、ザ・ピーナッツはやっぱり素敵。
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