息子(1991)のレビュー・感想・評価
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題名だけで泣ける反則映画(笑) なんてことないストーリーなのだが登...
題名だけで泣ける反則映画(笑)
なんてことないストーリーなのだが登場人物が哀愁漂う。
三國蓮太郎、やっぱり味あります。息子さんはまだまだ足元にも…ですね。
原田美枝子が超美人、和久井映見も超可愛い、華やかです。ラスト、息子の嫁にちょっと恋してるようで怖い(笑)
親父にとって自分はどんな息子だったろうか、息子にとって自分はどんな父親だろうか、そんなことを考えてしまいました。
時代を切り取った
80年代でもないし、95年だともっと後だし、
そうそう、90年過ぎくらいが確かこういう感じ。
狭い所を巧みにフォーカスしている。
核家族化が進み、親と一緒に暮らすという概念が
段々と当たり前ではなくなってきた頃だし、
聾唖への差別的発言が社会で許容されなくなってきた頃でもある。
ここまでひとつの時代の特徴をとらえて、
的確に表現できるものなのか。すごい。
懐かしき日々
たまたま眠れなくて、テレビをつけたらやっていたので暇潰しに視ました。
90年代初期、この時代を生きてきた人にとっては、懐かしさとともに色々な感慨が思い浮かぶと思います。一時代を見事に切り取ってあり、ヒューマンドラマとしても楽しめます。時代は変われども、幸せのかたちは変わらない。便利な世の中になったとはいうけれど、その分、余計なものもたくさんある。ひょっとしたら、余計なものが増えた分、幸せを見つけにくくなっているのかもしれない。
役者さんも、この時はまだまだこんなに若々しい。それにしても、当時の和久井映見さんはこんなに可愛らしかったのか。いや、今でも美人ですけど。
作品の感動は不滅です。
これまで観た映画の中でとても感動した作品のひとつ。公開当時は何度か劇場に足を運んだ記憶があります。
あれから17年もたって、ここで描かれている世界が懐かしく思えるようになりました。いまでは居酒屋での外国人労働も珍しくなくなったし、家庭用FAXよりもインターネットや携帯電話が占めているし。でも作品の感動は不滅です。
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