未来への伝言
劇場公開日:1990年11月24日
解説
1960年前後に世界中で猛威をふるったポリオ(小児マヒ)から子供達の生命を救うためにソ連の生ワクチンを入手しようと運動した母親たちの姿を描く。脚本・監督は「モスクワわが愛」のアレクサンドル・ミッタ。共同脚本は岩間芳樹、ビクトル・メレシコ、ウラジーミル・ソヴエートフ。撮影はワレーリー・シュヴァーロフがそれぞれ担当。日本=ソ連合作。
1990年製作/113分/日本・ソビエト合作
配給:仕事
劇場公開日:1990年11月24日
あらすじ
ポリオが日本を襲った1960年頃、圭子は夫を失っていた上に長男をその病気のために死なせてしまう。日本には最も効果のある生ワクチンがなく、その生産はソ連で行われていた。これを知った圭子は、やはりポリオにかかった次男の賢司を連れてモスクワに行き、生ワクチンの研究をしているグーセフ博士に会って直接投与してもらう。しかし余分にもらった生ワクチンは帰国の税関に没収されてしまう。それによって圭子はマスコミを通じて、全国の母親たちに呼びかけ、生ワクチンの輸入を実現しようと運動を進めていく。グーセフ博士も仲間たちの協力を得て大量の生ワクチンを生産し、特別に飛行機で直送する手段を実現する。これに応えた圭子たちの運動の結果、薬事法の壁を越えて、特例的に輸入することが許可される。こうして日本の子供達はポリオの惨禍から脱するのであった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- アレクサンドル・ミッタ
- 脚本
- 岩間芳樹
- ビクトル・メレシコ
- ウラジーミル・ツベートフ
- アレクサンドル・ミッタ
- 企画
- 栗原小巻
- 松木征二
- プロデューサー
- 松永英
- 伊藤暎
- 黒田伸樹
- 撮影
- ワレーリー・シュヴアーロフ
- 美術
- 坂口岳玄
- イーゴリ・レメシェフ
- 音楽
- アリフレッド・シニートフ
- 録音
- 堀内戦治
- ユーリー・ラビノビッチ
- 照明
- 栗本一雄
- 渡辺実
- 渡辺清
- 編集
- 菅野善雄
- ナジェジダ・ヴェセロフスカヤ
- アナトーリー・スチェパーノフ
- 監督補
- 神成文雄
- スチール
- 山本耕二
- 吉田一法
- 字幕
- 岡枝慎二
-

圭子栗原小巻
-

グーセフレオニード・フィラートフ
-

トゥトゥノフオレーク・タバコフ
-

タチアナエレーナ・ヤーコブレワ
-

大臣久米明
-

局長内藤武敏
-

賢司渡辺剛
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哲夫小笠原良智
-

大臣夫人小林哲子
-

メジャーエフウラジーミル・イリイン
-

イーゴリアンドレイ・ハリトーノフ
-

加藤てらそままさき
-

淑子松沢倫子
サンダカン八番娼館 望郷
ジョーカー
ラ・ラ・ランド
天気の子
万引き家族
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セッション
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