耳をすませば(1995)のレビュー・感想・評価
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青春映画の名作
いちばん
現状を打破するために何をすべきかというのは、他人はヒントをくれるけれども結局自分自身で見つけ出して行かなければならない。
大学生の時に講義を受けたとある先生が言っていた言葉を私は心に刻んでいるけれど、その言葉とこの映画とが寄り添っているように私には思えた。
まず考えるべきことは、自分がどうしたいか。
目の前の問題をどういう結果に帰結させたいのか。
そのためにどういう方法を取るべきなのか。
ひとつの物事を進めていく上で「自分」という軸をしっかりと持つことの意義と重要性を教わった。
誠司くんはそれを地で行く人。雫も、そうなりたくてもがいてる。応援したくなる。
感無量
桃色吐息が溢れだす
久々に「耳をすませば」見ました。
見てる間も「はぁ〜っ」。
見終わっても…「はぁ〜っ」。終始ニヤつきながら(笑)
ずーっと、キュンっとしっぱなし素敵な映画!それにどこか懐かしく…。
こんないい話あるかよ!と思いつつも歳をとるにつれ薄汚くなっていた心が浄化されていった…。きぃーっ!っとクッションを力強く抱き締めキュンとしている自分に乙女な部分が残っているんだとも気づかせてもらいました。
もちろん、こんな青春を過ごしていないけど、もう1度戻りたいなぁ…なんて…はぁ〜。思春期の色んな悩みさえもうらやましく思える。
ちょいちょいツッコミいれたくなる所もまたいい(笑)
突っ走る若者二人を見守る
総合70点 ( ストーリー:65点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )
こじんまりとした話だけど、中学生二人の進路と恋の新しい道を開こうと努力する姿をはらはらしながらも新鮮な気分で見守れる。祖父に親に姉にと周囲に心配をかけながらも、結局みんな彼らを応援している。15歳の義務教育もまだ終えてないまま外国暮らしに小説にろくに付き合ってもいないのに結婚話などというのは、見ていて危なっかしいし二人ともまだ粗削りで突っ走りすぎるが、それも世間知らずな若さというものだろうか。
告白された彼とか友人のことはほったらかしで、どうなったのか気になる。
雫、好きだ。。
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