劇場公開日 1977年10月1日

ボクサー(1977)のレビュー・感想・評価

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2.5霞むリング

2024年12月29日
iPhoneアプリから投稿

弟を殺めただとか、娘を弄んだだとか、その過程が唐突で説明不足な上、メインストーリーにも効いてはいない。そもそもなぜボクサーやっているのか。闘犬が如くただ闇雲に相手を沈めることに生きがいを見出しているようにも見えない。市井を示しているのか謎のお店に集まる人たちも何も発していない。メイボクサーの若き姿が確認できるし、青々しいしみけんの躯体が魅力だろう。
ダブルノックダウンを見つめる霞む視界。撮りたかったのだろう。

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Kj

3.5文太兄ィ、念願の企画‼️

2024年11月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

単純

興奮

かつての栄光はどこへな元ボクサーの中年トレーナーと、足に障害を抱えながらもボクサーとしての頂点を目指す青年の物語‼️なんでも菅原文太が「ロッキー」に感動して、昔から温めていた企画を東映に売り込んだらしいです‼️菅原文太がボクサーでも良かったくらいボクシングがサマになってるし、清水健太郎もなかなか魅力的‼️冒頭のリングへ向かうボクサーたちの姿を、単色の画面で描いたシーンがホント素晴らしい‼️ただ監督が寺山修司だけに、食堂のシーンのチンドン屋的な雰囲気や、文太の娘が一人海辺を歩いていくシーンなど、全体から観るとチョット浮いてる‼️もっと硬派に徹した作りが良かった気がする‼️

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活動写真愛好家

4.0時代を象徴するボクシング映画

2018年10月3日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

リングに向かう狭い通路を静かに行き交うボクサー、閉塞感を見事に表現しきった冒頭が非常に印象的。
昔の都電荒川線とか木場橋の下に浮かんでいる材木とか、昔の東京の街並みを興味深く見つめる。
ドーベルマンだと思う犬が可愛いし非常に効果的。
清水健太郎がカッコいい、具志堅用高がカッコいい
食堂のシーンは寺山修司らしくごっちゃごちゃ。面白くて、そこがなくては成立しない作品だが、個人的には苦手。
時代を象徴するようなボクシング映画。良くも悪くも1970年代という時代が素直に映し出されていた。

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SH