「バブルの時代」べっぴんの町 バラージさんの映画レビュー(感想・評価)
バブルの時代
良くも悪くも、うわ~、あの頃の映画だな~という感じで、バブル時代の雰囲気がチラホラ。監督が『あぶない刑事』(ほとんど観てない)の人らしく、なんだかテレビドラマっぽい。『あぶデカ』ほど現実離れしてないが、かといって現実的でもなく、会話の台詞や立ち居振る舞いや舞台や設定が微妙にキザでクサくて今観ると少々小っ恥ずかしい。エンディングの柴田恭兵の歌もあの頃感を感じさせてくれる。
ただ役者は良い。ヒロインのホステスが田中美佐子で、家出娘がデビューまもない和久井映見だが、むしろその友達の家出少女役のつみきみほが印象に残った。他に主人公の仲間の少年院上がりのヤクザ組長に本木雅弘、娘探しを依頼する社長に峰岸徹、主人公と親しい洋服テーラーに笑福亭鶴瓶と、やたら豪華かつあの頃の姿が懐かしいキャスト陣。主人公と競り合うチンピラ2人組の兄貴分のほうが『相棒』の刑事部長役の片桐竜次とか、冒頭で1シーンだけ出てくるモックンの組の若い衆が寺島進とか、今となってはこの頃から出てたんだみたいな人も。全体的につまらなくはないけど、さほど面白くもない普通の映画でした。
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