「SFなのにリアル」ブルークリスマス パースィさんの映画レビュー(感想・評価)
SFなのにリアル
岡本喜八の作品はどうしてこう、メッセージ性が巧いのだろうか。
岡本監督の作品で、私はこれではじめてSFを観た。
それにしても、やはりリアルなのです。
人間の隔離、偏見、政府。別のレビューでも拝見しましたが、“民族優位性” と “偏執的差別” が、ヒトラーの大量虐殺をそのまま使う事でにおわせている気がします。まあ、あまり考えなくても分かるかっていうくらいストレートに表現されてますね、こわいー笑
岡本監督の映画は、ラスト数分がいつも忘れられない!
ブルークリスマスもすごかったですよ。甘いクリスマスの話なんてぺいっとして、たまにはこういう斬新なのも、ぜひ。
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