「骨太超大作」復活の日 カメさんの映画レビュー(感想・評価)
骨太超大作
個人評価:4.0
超大作という言葉はこの作品にこそ相応しい。
パンデミックものとしても素晴らしく、また人間社会の縮図を、南極基地というミニマムな空間に置き換えた設定も興味深い。そして国を失ってもなお、それぞれが自国民として振る舞い、各国代表の立場をとる滑稽さ。国境というのは、地面や海に隔てられた線ではなく、人間同士の心の中に引かれた線だと気付かされる。
撮影も木村大作となり、さらに骨太な作品となっている。
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