劇場公開日 1980年6月28日

「骨太超大作」復活の日 カメさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0骨太超大作

2021年6月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

個人評価:4.0
超大作という言葉はこの作品にこそ相応しい。
パンデミックものとしても素晴らしく、また人間社会の縮図を、南極基地というミニマムな空間に置き換えた設定も興味深い。そして国を失ってもなお、それぞれが自国民として振る舞い、各国代表の立場をとる滑稽さ。国境というのは、地面や海に隔てられた線ではなく、人間同士の心の中に引かれた線だと気付かされる。
撮影も木村大作となり、さらに骨太な作品となっている。

カメ