「『復讐するは映画鑑賞者にあり』冥福を祈る」復讐するは我にあり マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
『復讐するは映画鑑賞者にあり』冥福を祈る
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予告編『ヨーロッパの解放』はこの頃何だね。僕は残念ながら予告編でしか映画館で見ていない。後からDVDを購入して見たが、画像が酷くてあまり良くない印象しかない。
しかし、薄気味悪い映画作って、何が言いたいのか?
映画の主旨が分からない。
犯人や被害者の心理をきちんと分析したのだろうか?
快楽殺人ではない。詐欺師による殺人である。
『親父を殺したい』で締めくくる。
なんか、一貫した哲学が全く見えてこない。結局は人の不幸を面白可笑しく(あまり良い表現ではないが―遺族の方には冥福をお祈りします)描いて、海外の映画賞を狙う。そんな映画だと思う。
犯罪を犯す犯罪者が狂気に見えるのは、犯罪心理を全く無視して、ただの快楽殺人の如く描いてしまっているから、考えられない狂気となる。
この映画は多分2回目だと思うが!原作は一回読んだことがある。原作は裁判の公判から自供に至るまで、克明に描かれていたと思った。
この映画では『話はそこへ行くか?』と思う流れが乱流する。本当なのだろうか?
それと犯人が逮捕されたのは子供が気づいたと原作ではなっていた。どうして、変えてのだろうか?通報者に対する人権保護なのだろうと思ったか、原作ではそのあっけない逮捕の様子として、殺人鬼の最後を描いていた様に感じた。話にフィクションが多用されているゆえに全く評価出来ない。
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