「なんなん、巌」復讐するは我にあり hkr21さんの映画レビュー(感想・評価)
なんなん、巌
ジワジワと説明できない怖さが込み上げる。
緒方拳 演じた巌の目が顔が脳裏から離れん。
いや、彼だけじゃなくって、
三国連太郎の 鎮雄
ミヤコ蝶々の かよ
倍賞美津子の 和津子
小川真弓の ハル
清川虹子の ひさ乃
殺された弁護士、質屋や、ハルの旦那、その他、出てきた人ぜんぶが頭に残り過ぎて、怖い怖い怖い。
取り調べするフランキー堺の河井警部だって、飄々としてる様が、なんだか怖いもん。
これは、なんだ?!
淡々と実話だから怖いん?
なんなん、巌。
なんで、そんなにサラッと殺めるん。
説明のつかん残像感が、また観たいという欲求を刺激する。
ただ、こんな濃い映画は心と身体に力があるときしか観れん。
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