必殺仕掛人 梅安蟻地獄のレビュー・感想・評価
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恨みをはらし悪を消す、人呼んで仕掛人!
「必殺仕掛人」の映画化二作目。本作品では、TVシリーズの緒形拳さん、林与一さんが仕掛人として戻ってきた。(林与一さんはテレビとは別人の役だったけど)
ただ、ストーリー的にはどうなんだろう。テレビ放送とほぼ同じ、単なるスペシャルでしかない感じかな。
面白いことは面白いけど、いくつかある中の一本でしかなかった。特別これっていう魅力もないかな。
悪役がよく似合う佐藤慶
「どこかで会ったような気が・・・」というのは笑うところなのだろうか。TVシリーズでは西村左内を演じていた林与一だったが、この劇場版第2弾では元松江藩の侍だった小杉十五郎役。伊豆屋長兵衛(佐藤慶)の仕掛けを請け負った藤枝梅安(緒形拳)と、両親とも亡くしたお仲のために山崎宗伯(小池朝雄)を斬ろうとする小杉。坊主頭というだけで間違えられたのがきっかけで、やがて互いの身を語るまで信頼することに。
ローソク問屋というのはそんなに儲かるのかね~などと思いつつ、江戸幕府、公儀、沼田藩との絡みがあるため楽しめました。医者の山崎宗伯は長兵衛の弟だという事実。そして藩主を毒殺したという過去があるため家老からの賄賂など、様々な悪事が明らかになってくる。
そんな宗伯をパトロンにしていた井筒屋のおりん。この松尾嘉代が鍼師梅安をも誘うほど艶っぽい。
蟻地獄という罠を仕掛けた悪人たちだったが、あっさりやられすぎ・・・タイトル負け。
萬屋錦之介、田宮二郎、渡辺謙がかつて藤枝梅安を演じた。 必殺仕掛人の新作が豊川悦司主演で2023年に2本公開される予定。
動画配信で映画「必殺仕掛人 梅安蟻地獄」を見た。
劇場公開日:1973年9月29日
緒形拳
山村聡
林与一
松尾嘉代
秋野太作
佐藤慶
小池朝雄
ひろみどり
2022年からすると49年前の作品。
原作は池波正太郎の人気時代小説。
萬屋錦之介、田宮二郎、渡辺謙がかつて藤枝梅安を演じた。
秋野太作はこの当時まだ津坂匡章の名前を使っていた。
必殺仕掛人の新作が豊川悦司主演で2023年に2本公開される予定。
緒形拳、山村聡、秋野太作の仕掛け人トリオが、
佐藤慶、小池朝雄の悪人兄弟をこの世から抹殺する物語。
佐藤慶っていつ見ても悪人の役だよなあ。
藤枝梅安はスケベでC調な人物として描かれている。
金をもらって人を殺すようなヒーローなんて
あってはならないなどという議論が
この当時あったとは知らなかった。
結果的にテレビドラマも映画も
大ヒットしたことでこの議論は立ち消えた。
満足度は5点満点で3点☆☆☆です。
明るいキャラ設定の梅安
梅安は田宮二郎から緒形拳へ。元々TVドラマはそうだったようですね。...
裏地のチラリズム
BS日テレの木曜特選時代劇で。
緒形拳が若く、セクシー❤️目がやっぱり強いよねー。女好きで飄々としてるのに、やる時はやる、というのがいい。白い表地に裏地が赤の着物が素敵。千蔵(秋野太作)は裏地が青で、2人で走っている時に、赤と青がチラチラするのがなんとも粋。
林与一はいかにも時代劇スター。色白で面長でまつ毛が長い。偶然知り合ったお仲の家の敵討ちのために、執念を燃やす。
佐藤慶の爬虫類のような冷たい目が良かったが、もう少し悪事に入れ込む理由を知りたかったかな。
蟻地獄のタイトルは、それほど本筋に関係ないのね。
仕掛人は恨みを晴らせずにいる人に代わり、殺しを代行する、ダークヒーロー。日本は昔からこういうのが好きなんだな。次の春雪仕掛針の放送もよろしく。
佐藤慶と小池朝雄の悪役顔がすごく
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