「描かないリアルな暴力」BE-BOP-HIGHSCHOOL ビー・バップ・ハイスクール(1994) 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
描かないリアルな暴力
久々に観てまず思ったのが三池崇史はきうちかずひろを超えることは出来ないということ。
過剰には演出しない暴力描写、タイマンに至るまでの潔く無い遣り取りなど高校生としての不良をリアルに描けていると思う。
90年代以降、本作を超えるような不良映画は皆無と断言したいヒロシとトオルの演技より巧い今の若手も正直言って見当たらない!?
自分が中学生の時に感じた暴力の怖さなど共感できる部分も多く、あえて描かないからこその恐怖がある。
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