「●いつも笠智衆はひとりになるな。」晩春 うり坊033さんの映画レビュー(感想・評価)
●いつも笠智衆はひとりになるな。
父と娘の物語。
娘を嫁に行かせたい。
というより、行かせないと、自分が死んだ後、困るだろうと。
娘はそれでも父と一緒にいたいという。
笠智衆の淡々とした語り口。
原節子の喜怒哀楽。
杉村春子のストレートさ。
そして、月丘夢路がなんとも魅力的だ。
蛇足だが、原節子と月丘夢路の掛け合いは、演出なのか時代なのか、わからなかった。
割とズケズケした物言いなのだが、そこはかとなく上品でもあり。
コメントする