「大き過ぎる問題」ハワイ・ミッドウェイ大海空戦 太平洋の嵐 しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
大き過ぎる問題
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Amazon Prime Video(東宝名画座)で鑑賞。
同じ松林宗恵監督の「連合艦隊」の前半部分となる真珠湾攻撃からミッドウェイ海戦までを描いており、同作の前身的な作品だと感じました。エヴァの「シト新生」みたいな印象。
一飛行兵の目線でミッドウェイ海戦までの流れをダイジェスト的に追い、悲惨な戦争の姿を浮き彫りにする。沈んだ飛龍に現れた幽霊の言葉に本作の全てが込められていました。
個人にはどうすることも出来ないうねりの中で翻弄され、命を落とした人々。「大き過ぎる問題」を抱えながら南方戦線へ覚悟の赴任をする主人公の運命を思うと悲痛でした。
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