ハレンチ学園 身体検査の巻

劇場公開日:

解説

話題をまいた第一作にさらに輪をかけたハレンチぶり。脚本、監督は前作にひきつづいて、山崎巌と鴨井達比古、丹野雄二がそれぞれ担当。撮影は「盛り場流し唄 新宿の女」の萩原憲治が担当。

1970年製作/85分/日本
配給:ダイニチ映配
劇場公開日:1970年8月1日

ストーリー

チャランポラン、チャランポランと「聖ハレンチ学園」の授業終了の鐘が鳴り響いた。今日の放課後は女生徒の身体検査である。ところがこれはヒゲゴジラと丸傘らの仕組んだ悪企み。連中は、校医を追い出すと、女生徒に襲いかかった。帰校中、偶然このピンチを知った山岸、袋小路、風間らハレンチ・トリオは、医師と看護婦に変装して、さっそく救出作戦を展開し、女生徒のボインの恩典にあずかった。しかし、医務室の様子がおかしいとなだれこんできた丸越たちのため、騒ぎは再び膨張し、新聞ダネとなり、教師はただおどおどするばかり。そこへ、ウエスタン・スタイルで颯爽と登場したマカロニは、男生徒に西部魂を教えこむと意気ごんだ。そして、パリから補助金の件で、視察団が来日した。教師たちは、生徒たちに騒がれては、補助金が出なくなるので、臨海学校を開くことを条件に丸めこんだ。驚いたことに、視察団は三人の美しい尼僧であった。さらにびっくりしたことには、この三人娘はヨーロッパで高名なハレンチ娘で、日本のハレンチぶりを視察にきたというわけである。そして、日本のハレンチはまだ水準に達していないから、よく仕込めと補助金五千円を置いて帰国した。あくる日、天下晴れての臨海学校、マカロニのしくんだ罠で、教師もろとも生徒たちを海に沈めて、その間に学園を売りとばす計画であった。死にもの狂いで岩礁に泳ぎついた生徒たちは衣服を波に洗われて、裸に近かった。そんなことから、この小さな島はまたまたハレンチな大騒ぎが始まろうとしていた。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

2.0ボインボインドッキリコンのハーレハレ♪

2021年8月1日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 身体検査の巻とタイトルにあるものの、ほんの一部のエピソードだった。多分TVドラマの総集編的な編集の仕方で、一貫性のない作品。それでもヒゲゴジラをはじめとする教師たちが家庭訪問や月謝の回収に困難を極め、聖ハレンチ学園のフランス本部からの支援金を得ようとするのが中心か。丸越とマカロニの対立や生徒と教師のイタズラ合戦がほどよく伝わってくる程度の内容だった。  それにしても児島みゆきの笑顔がとてもさわやか。山岸だって好青年(少年か?)。今の時代からすれば、エッチな内容とはいえ健康的で爽やかすぎる!  後半はせしめた金で伊豆下田へと旅行にいく教師と生徒。日焼けのため徐々に肌の色が赤くなっていくところを見ると、撮影も苦労したんだな~と感慨深い。  マカロニ(宍戸錠)と殺し屋ジョーの二役。月亭可朝の漫談、なべおさみとヒゲゴジラのおっかけっこなど。笑えるところは少ないけど、ボインボインドッキリコンのハーレハレという歌で癒された・・・

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kossy

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