パレットナイフの殺人

劇場公開日:

解説

「夜光る顔」に次ぐ久松静児監督作品。

1946年製作/76分/日本
配給:大映
劇場公開日:1946年10月15日

ストーリー

新進画家松村武は本荘氏の未亡人悠紀子の肖像画を描いていたが、従軍を断ったため悠紀子に恋慕する特高係岩崎中尉のトリックで憲兵隊特高係に拘引され投獄された。戦争も終わって松村は釈放され岩崎は公職を追放された。松村は描きかけの悠紀子の肖像画を続けることにした。相寄る二人の魂を嫉視した岩崎は松村を悠紀子に中傷するが悠紀子は岩崎の出入りを断った。それからは岩崎の執拗な監視の目が二人に対して向けられる。悠紀子の嘆願で松村はある朝九時に悠紀子を連れ出す事を約束する。松村の訪れる前悠紀子を襲った岩崎は悠紀子を絞殺してしまう。そして彼女の胸にクッションをあてパレットナイフで刺した。後刻松村が悠紀子の室を訪れて悠紀子の死体を見て呆然としているところを女中のひでに発見される。急報に接した川野警部は早速取り調べにかかるが巧みな心理試験で川野の主張するアリバイを偽りと断定し不利に陥っていた松村の立場を恢復し真犯人岩崎をして自らの命を断たせるのであった。

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