「殺人がいっぱい」果しなき欲望 kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
殺人がいっぱい
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集まるメンバーは橋本中尉の他、3人のはずだったが、なぜか女一人を含めた5人。すでに死亡した橋本中尉の妹と称する妖艶な女志麻(渡辺美佐子)。薬剤師の中田(西村)、大阪の中華料理店主大沼(殿山泰司)、ヤクザの山本(加藤武)、それに中学校の教師と名乗る沢井(小沢昭一)。
防空壕の場所には肉屋が建っていたため、5人は肉屋の近くに家を借り、協力して穴を掘る計画を立てる。直後、山本が強盗容疑で逮捕。そのうち、山本は脱走して戻ってくるが、彼のおかげで仲間内に亀裂が入り、殺伐とした雰囲気になる。ヤクザとは言え、腕にはおかめとひょっとこの刺青。ところどころ笑わせてくれるが、ここでも笑った・・・
暴力的な山本に対し、他のメンバーは協力して彼を殺してしまう。そして目的のドラム缶が見つかった直後に沢井が生き埋めになる。そして、志麻と中田は以前からの恋仲であり、共謀して橋本中尉を殺したことを大沼に打ち明ける。そして志麻は大沼を毒殺・・・そして、ついでに中田をも殺そうとしたのだが、8年来の腐れ縁だったこともあり、毒殺は見破られた。が、ナイフで刺した。
悟(長門裕之)とリュウコ(中原早苗)の恋の行方は?とドラマの中では浮いてしまってる感もあったが、志麻が色仕掛で悟を誘い、全員殺害した後に、悟がその駆け落ちを断るために隠れ家を訪れ、事件が発覚。折しも台風が来ていて、荒れた天候の中、一人逃げようとする志麻。パトカーに追い詰められて、川の中へと落ちてしまう・・・
※ほぼ備忘録
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